後期研修専攻医募集: 総合診療専⾨研修プログラム
後期研修専攻医募集: 総合診療専⾨研修プログラム

生協戸塚病院総合診療専門研修プログラム「とつか」

生協戸塚病院後期研修目標

  1. この研修プログラムでは、病院の中だけでなく診療所や在宅医療など様々な場を経験することができるようにして、単に医学的問題だけでなく、生活背景・社会背景などを考慮しながら、幅広く総合的に判断する視点を養い、ジェネラリストとして必要な基本的能力を身につけることを目標としています。
  2. 本プログラム終了時に、①中小規模病院の一般内科医、プライマリ・ケア医として、また②診療所のプライマリ・ケア医、家庭医として働くことができる基本的能力を身につけることを目標とします。

プログラムの特徴

  1. 当院は横浜市戸塚区に位置する95床の小規模病院です。患者さんは近隣住民の方が多いので、退院後のフォローも外来で継続します。さらに病状が進行した際に、往診も経験するため、患者さんの治療をシームレスに経験することができます。
  2. 当院は生活協同組合のため、地域で健康づくりに取り組む組合員(地域住民)が豊富にいます。研修医は地域のヘルスプロモーション活動に講師などで参加し、地域住民の健康づくりを経験します。
  3. 法人内に7診療所、4訪問看護ステーション、2ヘルパーステーションを有し、医療・介護におけるCoordination(協調性)を日常的に経験します。また、患者さんの療養生活に欠かせない介護との連携はComprehensive(包括性)を学ぶのに最適です。

指導体制

  1. 総合診療研修Ⅰは戸塚病院内科で行い、主にプログラム責任者である指導医が直接指導します。その他に内科医が1名サポートしますが、統一医局であり、外科や整形外科の医師にも気軽に質問できる環境にあります。また、内科、小児科研修を行う川崎協同病院では、研修指導に外部講師を呼ぶ予定があり、適宜その勉強会に参加する機会が持てます。

各ローテーション先で学べる内容や特色

  1. 内科研修:川崎協同病院内科での研修を基本とします。川崎市という大都市の一般病院で、common diseaseから比較的まれな疾患まで幅広い症例が経験できます。
  2. へき地医療として山形県鶴岡市の鶴岡協立病院で総診Ⅱ研修を1年間行います。鶴岡市は医師不足が顕著で高齢化も高く、医療資源の乏しい地域でもあるため、へき地での医療支援を存分に学ぶことが可能です。
  3. 小児科研修:国立病院機構横浜医療センターあるいは川崎協同病院小児科での研修を基本とします。いずれにおいても経験のある指導医の下で多数の症例を経験できます。
  4. 救急科研修:国立病院機構横浜医療センター救急救命センターでの研修を基本とします。地域の3次救急を担う医療機関であり、多くのスタッフを擁し、十分な症例を経験できます。

ローテーション例

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年目 総診I
生協戸塚病院
内科
川崎協同病院
2年目 内科
川崎協同病院
総診Ⅱ
鶴岡協立病院
3年目 総診Ⅱ
鶴岡協立病院
救急
横浜医療センター
小児
横浜医療センター
4年目 総診I(外科・整形外科の症例を経験する)
生協戸塚病院

評価方法

  1. 毎月の振り返りを指導医と行います。並行して、ポートフォリオの作成も行います。
  2. 3ヶ月毎の評価を後期研修管理会議で行います。その際は研修医、リハビリテーション科科長、薬局長なども出席し多面的に評価を行います。
  3. 他の施設での研修の評価は、それぞれの指導医とプログラム責任者が面談して行います。

生協戸塚病院総合診療専門研修プログラム「とつか」 募集要項

応募資格 医師法第16条の2に定める臨床研修を修了した者、もしくは修了見込みの者。
研修期間 4年
採用人数 ・選考基準 2名(単年度あたりの定員)、面接及び書類審査
選考・病院見学 随時
必要書類 履歴書・医師免許証・医師臨床研修修了証
問い合わせ/
申込み先
生協戸塚病院 医局 岩瀬 祐香
〒245-0062 横浜市戸塚区汲沢町1025-6
TEL: 045-864-1241 FAX: 045-864-4155
E-mail: hp-ikyoku@mc-kanagawa.or.jp
URL: https://totsuka-hp.jp/
処遇 <身分>
 常勤(専攻医)
<勤務地>
 生協戸塚病院、関連施設(川崎協同病院、横浜医療センター、鶴岡協立病院)
<休暇>
 4週6休制、年次有給休暇10日間(初年度、2ヶ月の試用期間後に付与)
 特別休暇5日間、年末年始6日間
<夜間当直>
 有、当直料あり(規定による)
<モデル年収> ※研修1年目
 ¥7,300,000
 (住宅手当・扶養家族手当・賞与年2回等含む)
<通勤手当>
 支給(規定による)
<車通勤>
 可能。病院近隣に駐車場有
<保育室>
 保育室利用可能(規定による)
<社会保険>
 健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険 等
<学会出席・費用補助>
 可能。出席費用補助 (規定による)
その他 1)研修修了者には、修了証書を授与する。
2)研修終了後、常勤職員として勤務可能。